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#15

この物語は「東方」と「岡崎朋也(CLANNAD)」のクロスオーバー作品です
原作とは異なるキャラクタの性格や設定が含まれています
#15「新たな朝」


夢を見ていた
身体の弱い、努力家の少女と
その家族の笑顔を
小さな幸せにあふれた、その笑顔を―


「ん…ん…?」
朋也は寝ぼけている頭に疑問符を浮かべる
見慣れた景色ではない…ここはどこだろうか?
「朋也さーん 朝ですよー」
早苗の声が聞こえた―そう、ここは守矢神社だと思いだす
昨晩は歓迎会で遅くまで起きていたのだった
少し飲みすぎたせいか頭が重いが、記憶が戻ってきた
「あぁ、今起きる」
襖の向こうにいるであろう早苗に声をかけた

起き始めの違和感―それは、朋也が博麗神社での生活に馴染んでいたことの表れだった
”本来の”自分の家ではないのに、まるであそこが自分の家かのように感じる
そんな感覚が何だかおかしく、笑ってしまった
(あの場所が―博麗神社が俺の家になってたのか)
家族を拒否していた自分が、別の世界で自分の居場所を見つける
そしてその場所の大切さを、今ここで感じている―なんと言う矛盾だろうか
もしかすると、あの世界も―父親も大切に思える時が来るのだろうか?
「神奈子様ー朝ですよー」
早苗の声が聞こえる
どうやら二柱を起こしに行ったようだ
「着替えるか…」
布団をたたみ、着替え始めた

「おはようございます 朋也さん」
居間に入ると、早苗が朝食の準備をしていた
「おはようございます」
「おはよ~」
「うーん…少し飲みすぎたかしら…」
諏訪子は昨日と変わらぬ様子だが、神奈子は少し辛そうだった
どうやら神も二日酔いになるらしい

「神奈子ってそんなに弱かったっけ?」
「そんなことはなかったんだけどねぇ…」
二柱が話をしているうちに、早苗は料理を並べていく
「さぁ 朝ご飯にしましょう」
人数が多いのもあるのだろうが、博麗神社のそれより豪華な気がした

神奈子と諏訪子は神であり、人間と同じような食事をする必要はない
しかし、この食事という行為自体が気に入っているのである
料理を食べて「美味しい」と思うことはできるし
何より、同じものを食べ、楽しく話し合う、「食卓の風景」が好きなのだ


(この平和…いつまで続くかねぇ?
 どれだけ遅くても、早苗がいなくなってしまえば…私たちは…)
(このごろ変な胸騒ぎがする…
 まさか、この近くで異変が起こってるのかな…?)

食事を楽しむ一方で、二柱の勘は「悪いことが起きる」と告げていた


続く?
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2010.01.17 Sun l 朋也と幻想郷 l COM(0) TB(0) l top ▲

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