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#19

この物語は「東方」と「岡崎朋也(CLANNAD)」のクロスオーバー作品です
原作とは異なるキャラクタの性格や設定が含まれています

まとめ:http://bslb.blog25.fc2.com/blog-category-21.html
第一話:http://bslb.blog25.fc2.com/blog-entry-294.html
↓から書き方を少し変更
守矢編:http://bslb.blog25.fc2.com/blog-entry-329.html
#19「厄を請ける神」


にとりに技術提供―外の世界の話を聞きたかったらしい―をした帰り道
朋也はクルクルと回っている少女を見つけた
少女の周りには不気味な光の玉がいくつか見てとれた
だが、不思議にも危険な存在には見えなかった

「そこで何をしてるんだ?」
「………」
朋也はその少女に近づき、声をかけてみた
しかし、反応が返ってこない
「………」
どうするか迷っていると、少女がピタッと回転を止め
何も言わず、朋也を見つめた
「あの…」
「あなたの厄も引き受けましょうか?」
「え?」
少女の言葉の意味が分からず、脳内で反芻してみる
「私は鍵山雛 人の厄を集めている厄神よ」
(厄を集める…雛……雛人形?)

なるほど、ならば先ほどの言葉の意味が理解できるし
確かによく見れば、どこか人形のようにも見える
「いや、遠慮しておくよ―俺は少し苦労した方がいいみたいだからな」
理解したところで、朋也は答えた
「そう?変わった人間ね、あなた
 普通 苦労なんてしたがらないのに」
朋也の返答に少し驚いたようだが、それほど気にすることはなかったらしい
雛は再びクルクルと回りだした
「そうか?…いや、確かに変わってるって言われてたか」
幻想郷での自分の評価を思い出し、苦笑した

「それよりも―あんまり私に近づかない方がいいわよ?
 厄が移って不幸になるかもしれないから」
雛は思い出したように言った
「雛は大丈夫なのか?厄を集めてるってことは―」
「私は集めてるだけ だから何も影響はないわ」
不幸と聞いて心配になったが、言わんとしていることが分かったのだろう
雛はそれをすぐに否定した
「…優しいのね、あなた」
「え?」
雛が何か言ったように聞こえたのだが、朋也は聞きとることができなかった
「何でもないわ―もうすぐ妖怪の時間になる
 襲われたくないなら早く帰りなさい」
どこか作ったようなぶっきらぼうさで、雛は言った
「あ、あぁ それじゃあな」
少し離れてから、もう一度振り返ってみる
雛は話す前と同じようにクルクルと回っていた


人々の厄を集める神
人々の想いを受ける町
人々は神に、町に、何を還すのだろうか
その答えは―


続く?
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2010.01.25 Mon l 朋也と幻想郷 l COM(0) TB(0) l top ▲

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