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#26

この物語は「東方」と「岡崎朋也(CLANNAD)」のクロスオーバー作品です
原作とは異なるキャラクタの性格や設定が含まれています

まとめ:http://bslb.blog25.fc2.com/blog-category-21.html
第一話:http://bslb.blog25.fc2.com/blog-entry-294.html
↓から書き方を少し変更
守矢編:http://bslb.blog25.fc2.com/blog-entry-329.html
#26「久しぶりの我が家」


「今日までありがとう」
「こちらこそ ありがとうございました」

あの事件から一週間後、朋也は旅立ちの挨拶をしていた


「もう出発なのね」
静葉が朋也に手を出して言う
「でも、また会えるさ」
朋也はその手を握り返した
「そうね―次の秋も来てよ?」
「きっとな」
穣子とも握手をし、その場を後にした


「もう行っちゃうんだ?」
残念そうに、にとりは言った
「次の事 考えないといけないからな」
「そっか、色々とありがとう」
とびっきりの笑顔を見せ、にとりが抱きついてきた
朋也はそれを受け止めきれずに尻餅をついてしまう
―にとりはいたずらっぽく笑っていた
つられて朋也も笑いだし、二人の笑い声が響き渡った


「あなたなら、どんな厄も越えて行けるわ」
雛は、相変わらず回りながらそう言った
「そんな力 俺にはないぜ?」
苦笑するように言葉を返してみると
「自分自身の事って 案外分からないものよ」
そう返ってきた
(あなたには厄を集め、幸福に変える力があるの)
その言葉を、雛はあえて言わなかった
(言葉にすることで失われてしまうものもあるのよ―)


「あんたには世話になった―困ったことがあったらいつでも言ってきな」
「私たちが力になるからね」
二柱はそう約束する
「あぁ、そのときは頼む」
この先も何が起こるか分からない―あの妖怪の言葉を思い出す―
いずれその力を借りることになるだろうと、朋也は予測した
「この異変の事 何か分かれば報告しに行きますね」
早苗は微笑み、そう言った

―――――

「それじゃ、俺はこれで」
最後の―別れの挨拶をする
「はい―お元気で」
「達者でな」
「またね~」
それぞれと握手を交わし、朋也は守矢神社を飛び立った
上から見た守矢神社は、とても温かかった

―――――

「久しぶりだな…」
博麗神社に降り立つ朋也に、何とも言い難い懐かしさが込み上げる
季節は初冬、そこの雰囲気は多少違うものの―
「おかえり 朋也」
紅白の巫女が優しげに声をかける
「ただいま 霊夢」
それに笑顔で答える
―変わらないものが、確かにそこにはあった


続く?
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2010.02.14 Sun l 朋也と幻想郷 l COM(0) TB(0) l top ▲

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